地域医療の在り方と私たちの役割。 金沢QOL支援センター 代表 岩下琢也

今、日本は超高齢社会です。
日本の高齢化率の上昇は世界でも類をみないスピードで上昇しています。
また、2025年には、団塊の世代の方々が後期高齢者を迎えるにあたり、少子高齢化である日本の社会保障は危機的状況になるとも言われています。
その懸念があり、今後、医療費が膨大にかかる入院医療は早期退院、在院日数の減少がかなり以前から、強くいわれております。

  • ■ 医療・介護が必要な方がたくさん増えてしまう。
  • ■ しかし少子化、生産年齢人口減少もあり、収入源がますます減っていく。
  • ■ なんとかして、社会保障費を減らしたいし、増収もしたい。

-これが私たち日本の大きな課題でありニーズです。

つまり「お金がかかるひとを減らす」「働けるひとを増やす」というのが今後の中長期的な方針です。
このニーズ、方針に対して、必要とされるのが、私たちが担っている「地域医療」、そして「就労支援」です。
私たちの考え、実施しているアプローチは実はとってもシンプルです。

■ 高齢者様、障がい者様を1人でも多く、在宅で幸せに過ごせるように支援する。
⇒入院、施設医療減となり社会保障費の削減に寄与。
■ 障がいがあっても働ける人には働けるよう支援する。
⇒働ける人が増えて、国の財政収入の向上。

実は医療専門職としての上記のようなQOLを支援、向上していくという、私たち専門職としての役割・使命が、実はその一人のご利用者様、障がい者様を幸せにするだけでなく、日本社会への大きな価値にも繋がっています。

地域-在宅医療、障がい者就労支援は今後ますます「ご利用者様個人」そして「日本社会」にとってますます必要となる領域と考えています。

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