「リハスファームはくさん」の農福連携事業について(長いタイトル表示テスト)

「リハスファームはくさん」の農福連携事業について(長いタイトル表示テスト)
2021/06/28 金沢QOL支援センター

 

「福祉が地域を支える社会の実現」(〜障がいをもった方、介護が必要な高齢者の方、病気を患った方、どんな方でも支えられる側ではなく、支える側に。)のビジョンの下、弊社では就労継続支援事業B型(「リハスファームはくさん」)において、農事組合法人北辰農産 稲ほ舎(https://inahosha.com/)様との連携により農業と福祉をつなぐ「農福連携」の実現へ向けた取り組みを行っております。
※「農福連携」についてはhttps://creators.me/farmer/こちらをご参考ください。

 

【「リハスファームはくさん」と「稲ほ舎」様が業務提携をした背景について】
稲ほ舎さんにとって農作業はほとんど機械化されている中で、無農薬の農作の制作時には、どうしても人の手でしか作業が出来ない部分があり、また、その場に現状のマンパワーでは限界があった為、今回福祉施設との連携を行うこととなりました。
また、稲ほ舎様の経営理念と弊社のそれとが共に共感できるものであり、加えて、稲ほ舎様もSDGsの面をとても大切にされております。
そこで、2019年4月より農福連携を実践してきたファームはくさんと稲ほ舎様との間で、地元・地域の活性化も含め、業務提携を行いました。

 

【具体的な作業内容】
草刈り機を使った草刈り、常時4台稼働、その他、用水や水田に落ちる刈った雑草を集める大事な作業です。夏の暑い季節には屋根の下で苗箱洗いなど行います。

(ご利用者様とスタッフ。夏場の作業時に簡易テントの下で。)

【ご利用者様の声】
「とにかく時間を忘れて楽しい」「なぜ手作業なのかという具体的な理由が分かるとモチベーションが上がる!」「草刈の刃の交換エンジンのメンテナンス、混合油の作り方なども新鮮で楽しい」というような仕事をする上では欠かせないやりがいや楽しみをこの事業に感じていただいております。

また、スタッフは直接草刈り作業などは基本的に行いませんが、テントの設営や機械メンテナンス、安全管理など大変ですが、利用者さまとともに新しい施設外就労先での作業には気合を入れしっかり行い共に成長していくことによって、農業のお仕事を頂くことに対してご利用者様ともに喜びを感じております。

 

【「リハスファームはくさん」における「稲ほ舎」様との連携事業の今後】
作業内容も多岐にわたり増やしてゆきたいですし、なにより稲ほ舎さんが単なる農業法人だけではなくレストラン経営などといった分野にも進出されるならばファームはくさんとしてもお手伝いできる事があるのではと思っております。
兄弟のようにお互い協力、発展していきたいと思っております、そのためにはまず信頼関係の構築のため目の前にある仕事をご利用者様と共にしっかりこなしてゆく事が大切だと思っております。

 

 

金沢QOL支援センター株式会社では「障害があっても稼ぐ」を合い言葉に、価値のある仕事を創出し、障害があろうとなかろうと、人の役にたてることがある、世の中の役にたてることがあると私たちは信じています。
「はたらく」を私たちの想いで表現すると「傍楽(はたらく)」で、「傍(はた)」を「楽(らく)」にすること。
自分がはたらくことで、周囲の人を楽にするため、自分のためだけにはたらくのではなく、世のため、人のためはたらくということ、自分がはたらくことの意味を感じてもらいたい。また、自分自身も「楽しんで」 はたらいてほしいと、私たちは考えています。
「リハス」に関わる全ての人たちが、この想いを胸に「はたらくこと」や「生きること」の意味を見つけ感じていただけたらと、私たちは考えています。「私たちに関わる人たちが、魅力ある地域創りに少しでも尽力できますように」という想いを持ちながら、これからも私たちは支援を行っていきます。

 

 

 

【本件に関するお問い合わせ】
金沢QOL支援センター株式会社 本社
石川県金沢市西泉1丁目149-1 スパーテルMビル2
TEL:076-220-7257

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