
地域で暮らしている方には病気によって人工肛門(ストーマ)を装着して暮らしている方がいらっしゃいます。
病院でもその管理の方法について教えてもらいますが、今までしたことのない慣れないことでもあり、自宅に帰ってからなかなかうまく管理できないことが少なくありません。
そんな時は、訪問看護師がご自宅に訪問してストーマの交換方法や管理についてお手伝いしながら指導をさせていただいています。
先日のことですが、ストーマをつけている利用者様から、ストーマの不具合で緊急コールがあり訪問して対応することがありました。
ストーマの不具合は色々な要因がありますが、今回はストーマの装具を変える対応をしてみることになりました。
装具を変更するにあたって正しい知識を持って交換しないと皮膚トラブルを起こす可能性があるので、装具を交換する際は、利用者様やご家族へ再度交換方法や管理を教えることが必要です。
今回の利用者様に関しては、デイサービスを利用していることもあり、いつも通われているデイサービスの看護師さんともストーマ装具の交換方法を共有することに!
利用者様は耳が聴こえにくい方ですが、私の顔を見るなり、
「いつも家に来てくれとる看護師さんや~」
と大きな声でお話しされ、皆さんで楽しく交換方法を共有することができました。
デイサービスの看護師さんとも交換方法を共有できたことで、新しい装具に変えてから皮膚トラブルもなく、不具合で緊急コールをされることもなくなり一安心!
改めて振り返ってみると、もしデイサービスの看護師さんと交換方法を共有していなければ、皮膚トラブルや不都合が続いていたかもしれません。
だからこそ、他施設とのスタッフとも情報を共有して支援を統一することが、今回のようにご利用者様の安心につながり、QOL向上にむけて支援を行うことが出来ると感じています!
地域で安心して暮らすためには、1つの事業所だけが対応するのでは不十分です。
他施設のスタッフと協力することも大事な看護師の役割なので、これからも他施設との協力をしながら利用者さんのQOL向上を支援できる看護を提供していきます!
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